東南アジア諸国の最近の傾向 Part3 ベトナム、インド

投資術

どうもプロサラです。

 

東南アジア諸国最近の傾向3回目はベトナム、インドです。インドは東南アジアではなく南インドにあたりますがここで紹介したいと思います。

 

ベトナム

ベトナム概観

経済圏は南北二つに分かれています(ハノイ:700社、ホーチミン:1000社)。ダナンが成長(日系企業100社)しています。しかしながら、成長しているとはいえ経済規模は1国で埼玉県ほどのGDPです。

 

貿易

輸出はアメリカ、輸入は中国が伸びています。輸出は1次産品が多かったが2010年くらいから電気機器が増えています。輸入品目は石油や機械が多かったが近年は2010年くらいから電気機器が増えています。輸出入ともサムスンの進出の影響により電気機器が増えています。

 

生産ネットワーク

サムスンはじめとした外資系大企業進出により生産ネットワークが構築されています。中国や韓国から部品が入ってき、最終財を米国等へ輸出しています。部品産業が集積し始めています(部品の輸出が中国、韓国が起きている)。インドにも部品が向かっています。携帯電話部品の現地調達率が60%近くあります。携帯電話部品メーカーは中国からベトナムへ向かっています。理由は生産量が多いのと中国よりも労務面の管理のしやすさがあげられます。印刷機械(プリンター)は各社がベトナム北部へ進出しています(キヤノン、ブラザー、リコーなど)。アメリカやオランダへの部品輸出が見られます。中国からベトナムやプラスワンへ流れる動きが見られます。携帯と同じく現地調達6割を占めています。

 

自動車産業

自動車部品輸出が増加しており、調達先は多様化しています。日本からの輸入がインドネシアやタイへ進出した日系企業からの調達へ変更しています。高速鉄道、トンネル、空港などのインフラが進展しています。

 

インド

インド概観

ビジネスのハードルにもなるが多様性の宝庫です。州の権限の強く、文化の多様性(インド自体がアセアンのような多様性)があります。

 

日系企業進出

1400社ほど進出しており、1/3の企業が現地に生産拠点を持っています。生産拠点の強化が進んでいます(コストが重要、現地調達率を上げる動き)。難しい場合はアセアンから輸入しています。インド北部から西部にかけて進んでいるが東部はまだまだ進んでいません。

 

輸送機器、一般機械

貿易赤字で長年悩まされているが近年は輸送・一般機械がわずかながら上昇傾向にあります。伝統的に繊維製品の輸出だったが近年、ジェネリック医薬品の欧米向け市場拡大しています。Make in Indiaを背景に鉄鋼部材を活かした機械の輸出が進んでいます。

 

新潮流1 自動車

自動車の輸出拠点になりつつあります。国内市場は非常に大きいが輸出も増えています。部品輸出も拡大が進んでいます。鉄鋼部材に非常に強みがあります。輸出先は中南米、欧米含め世界中に拡大しています。2030年までに3割をEVにしようとしています。日本の自動車メーカーのチャンスがあります。

 

新潮流2 携帯電話

関税引き上げなど輸入代替策により主要プレイヤーはインドに工場を設けスマホを生産しています。日系電子部品メーカーはインドでの携帯電話の組み立て、営業活動を本格化させています。

 

新潮流3 北東部の開発

インフラ予算の拡充(貨物専用鉄道)を行っています。道路、鉄道とも世界有数の総延長距離→整備がまだまだ必要な状況です。ブータン、ネパールの山岳地帯では産業振興をどうやっていくか開発する必要性があります。ASEANでビジネスを進めている日本企業を狙っています。日系電機メーカーはリードタイムと輸送コストが課題ですが、ASEANから調達するしかない状況です。

 

その他

インドから西(アフリカ)、北(ロシア)、東(ASEAN)へ輸出のハブになっていきたいインドの思惑があります。インドから日本へ進出しているエンジニアリング企業とタイアップし、インドヘの足がかりを作っていようとしている企業もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回はベトナムとインドを取り上げました。ベトナム、インドともにポテンシャルが非常に高い国です。

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