トップダウンの外資系企業とトップダウンでもボトムアップでもない日系企業

外資系転職

どうもプロサラです。

 

外資系企業と日系企業で働いたきた中で驚いたギャップの一つにトップダウンかボトムアップか、があります。外資系企業は明らかにトップダウンでした。日系企業はというと、よくわかりませんでした。トップダウンでもボトムアップでもないのです。

 

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外資系企業は強烈なトップダウン

プロサラは外資系企業の日本法人で働いていました。マーケティング職でプロダクトマネージャをやっておりました。プロダクトの戦略、つまりいつ、どの製品を開発して市場に導入するのか、戦略は本社で決められます。

 

本社で決められた戦略に則って具体的な指示が飛んできます。いったん製品の導入が決まると有無を言わさずに、その製品でどのくらいのトップライン(売上)を作るのか、本社から計画を出せとの指示がきます。

 

その指示に沿って計画作成を行い、本社とコミュニケーションしていきます。外資系企業の場合は指示命令系統がはっきりしていて非常にわかりやすいです。本社からの命令は絶対なので粛々と進めていきます。

 

こう書くと何か強制的であまりいい印象を抱かないかもしれません。ですが、何をやるかが非常に明確で、自分のやらなければならない事がわかりやすかったのが印象的でした。

 

したがって後はそれを前にどんどんスピード感もって進めていく。7割の出来でもいいのでとにかく前に進めていく。プロジェクトを進めながら軌道修正を行っていくイメージでした。時には日本の求めている事と本社の意向が異なるときもあります。その場合は激しくディスカッションして何故日本は本社の意向と異なるのかをはっきり言います。

 

その結果、正当性があれば日本の意向を汲んでもらえます。ただし、その場合でももちろん本社とコミットして何をいつまでにやるのか明確にして進めていきます。

 

いずれにせよ、決まったら後はトップダウンで本社から指示が来るのでそれにアラインするだけなのです。

 

このように外資系企業の場合は指示命令系統がはっきりしていて、トップダウンで物事が進んでいきます。ただし現場(ローカル)の意見を全く無視するわけではありません。

 

 

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日系企業の場合はよくわからない

では日系企業の場合はどうでしょうか?

 

日系企業だとボトムアップを想定しがちです。お客様信仰の強い日本では顧客に近い営業からの意見が吸い上げられて製品開発がされがちです。このように現場からのボトムアップで本社を動かしたり、本社は本社で現場の意見を聞いた上で何をやっていくのかを決めていくものと思っていました。

 

ところがプロサラが実際に働いてみて感じたのはそうではありませんでした。例えば新しい製品開発を行う際に、トップの意思決定を仰ぐために現場からボトムアップで情報が上に上がっていきます。

 

その上でトップがGOの意思決定をします。その意思決定をベースに物事が進んでいくのかと思いきやそうではないのです。いざ物事を進めようとすると実行するためのリソースが足りない、現場も今の仕事で手一杯でやりたかったことができない、などというケースが出てくるのです。

 

なぜか?

 

プロサラはリソースのアロケーションや意思決定が戦略的でないことに起因していると考えます。現場で上がってくる声をベースに意思決定するものの、その際に既存のリソースや事業の全体像を把握できずに意思決定しているのです。

 

その結果、リソース配分が上手く行えずに物事が進んでいかず、ひどい場合は立ち消えになるプロジェクトが発生するのです。

 

したがって日系企業の場合、ボトムアップのようでボトムアップではありません。ではどうやって物事が進んでいくか。リソースを確保できるように担当者の社内人脈で人を確保して進めていくのです。

 

もはや外資系から転職してきたプロサラには意味不明です。会社として意思決定したことなのにリソース配分がされない。さらに担当者ベースの力量で社内で暗黙に動き回って人を集めて、上を動かして進めていくのです。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

外資系企業の場合トップダウンで非常にわかりやすい流れで物事が進んでいくことがわかりました。一方で日系企業の場合、ボトムアップで情報が上に上がるのですが、いざ実行フェーズになるとリソースが確保できずに立ち消えになるプロジェクトが出てきてしまいます。

 

また、日系企業の場合、うまく社内人脈を使いながら自分でリソースを確保していく努力が必要となります。形式知ベースのわかりやすい欧米企業と暗黙知ベースでパッと見ではわからない日系企業の違いが意思決定のプロセスでも明らかになりました。

 

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