暗黙知の日本企業と形式知の外資系企業

雑記

どうも、プロサラです。

 

日系企業に勤めて2社目、5年ぶりに働いてカルチャーショックを受けたのに、「電話の受取」でした。暗黙のルールがある日本企業と明確なルールのもと個人の責任の所在をはっきりさせている外資系企業の違いを感じましたので今日はそのお話しです。

 

電話は誰が取る?

日系企業に転職してまず違いを感じたのがオフィスのデスクでした。IT系の企業や外出の多い営業部門ではフリーアドレス制を設けていたりますが、プロサラが勤めていた外資系企業では席位置は決まっていました。

 

デスクの配置に驚かされたのと、もっと驚いたのが「電話を誰がとるか」です。電話機は各個人に1機置いてあります。内線の場合は各個人の電話がなるのでいいのですが、外線でかかって来た時は皆の電話がなります。

 

また、その電話音も大きい。ひっきりなしに大きな音で電話がなっていて集中力を削がれてしまうほどです。電話を誰がとったらいいのかわからないし、誰が取るのかも教えてくれません。

 

よくよく観察していくと年齢が一番低いと思われる人がとっていました。そしてかかってきた相手に電話を繋いでいたのです。なんとも非合理なやり方だなと、驚きました。

 

外資系企業の場合

ではプロサラがその前に務めていた外資系企業ではどうだったでしょうか?座席はパーテションで区切られていました。

 

電話は各人それぞれにソフトフォン(USBタイプ)が与えられます。内線の場合はそのソフトフォンにかかってきますし、音も周りに聞こえるような音ではなく、ちょうど個人のスペースで執務していると聞こえるくらいの音でした。

 

代表番号とかはなく、各人に携帯電話が与えられていたので外線の場合は個々人にかかってくる仕組みでした。外部から誰あてでもない電話の場合、派遣の方が電話番をされていたのでその方が電話を回してくれていました。

 

プロサラが他の人にかかってきた電話を取ることは一回もありませんでした。

 

オフィス電話に見る日系企業と外資系企業の違い

このようにオフィスの電話一つをみても日系企業と外資系企業の違いがわかります。日系企業の場合は年下の人が電話をとる、つまり年功序列が垣間見られました。また、外線は誰宛なのかわからず、取った人があて先の人に電話を回すという流れです。

 

つまりは個人ではなく、集団で電話に対応するスタイルです。外資系企業の場合は内線であろうが外線であろうが、年齢に関係なく個人に電話がかかってきます。

 

日系企業のような曖昧さはありません。個人の領域がはっきりしています。中途で入ってきた人には明らかに外資系企業の方がわかりやすい。一方で日系企業の場合は周囲の人がどう対応しているのか観察する必要があります。

 

暗黙の空気を読まないといけない日本企業とルールのはっきりしている外資系企業の違いがよくわかりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

そもそも外資系企業は中途採用者が多く、後から入ってきた人がすぐに成果を出せるよう環境が整えられています。誰が何をしているのかがはっきりしています。

 

それに比べて日系の大手企業の場合(ベンチャーの場合は別だと思いますが)、新卒採用で一括採用するスタイルです。会社に入ってその会社のルールを暗黙のうちに身につけていきます。

 

したがって中途採用で入社した場合、その暗黙のルールがすぐにはわからないので自分で空気を読みつつ、それとなく人に聞いたりして理解していく必要があります。

 

暗黙知が支配的な日本企業と形式知が支配的な外資系企業ということが今回の1件でよくわかりました。

 

暗黙知と形式知について詳しく知りたい方は以下をどうぞ。

 

(参考)暗黙知と形式知

暗黙知と形式知
どうもプロサラです。 暗黙知の日本企業と形式知の外資系企業について以前のエントリでお伝えしました。これら二つの言葉は既に市民権を得ていますが、もともとは一橋大学の野中郁次郎名誉教授による著作、「知識創造企業」で使われたのが始まりでした...

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