ポストMBA転職 新興国事業展開

MBA留学

どうもプロサラです。

 

ポストMBAの転職先として外資系企業でプロダクトマネージャーをしておりました。現在プロサラはグローバルに考える仕事がしたいということで日系企業に転職し、アジア地域の新興国進出のプロジェクトに参画しています。

 

MBAホルダーとして何が期待されるか、役立った事について書きます。

 

役立った事

調査分析

調査のフェーズでは市場動向などのマクロ環境分析が役立ちました。プロサラは中途で採用されて入っているので、既に現地法人とのやり取りがあって関係性を作っている生え抜きの人にはローカルの生情報を仕入れる、という点では及びません。

 

しかしながら、現在の新興国のそれぞれの国の社会・経済・技術・政治的状況、マーケット環境を網羅的・体系的に俯瞰できるようにまとめる、という点でプロサラは多いに貢献しました。

 

なぜなら、戦略論やマーケティングなどの授業でフレームワークを使ったまとめ方についてトレーニングを受けていたからです。ちなみにこのスキルは外資系企業にいた時も重宝されました。

 

こういう調査スキルは汎用性のあるスキルなのでどこに行っても役立ちます。MBAでケーススタディやるときも企業やマーケットの調査をたくさんしました。この経験が活きています。

 

また、内部環境の調査に関しては社内の人から情報を集めます。これも、学んだフレームワークが頭に入っているのでどんな情報を調べればいいのかわかります。これを行いつつ、社内の色んな部署の人たちと人間関係を作っていきました。

 

例えばバリューチェーンでいくと、調達部、製造・生産技術部、現地法人の販売・マーケティング組織、本社の企画部門、保守サービス部門、などです。こういった部署にアクセスしながら情報を集めていきます。

 

そうやって外部・内部環境分析を体系的に行うことができました。こういう場面でフレームワーク思考は役立ちます。モレやダブリなく効率的、網羅的に調査ができるからです。こういった思考がない場合、主観で分析するので偏った見方になる場合があります。

 

戦略立案

調査分析の次のフェーズが戦略策定です。戦略策定も調査が網羅的にできていれば何をやればいいのか明確になります。日系企業の場合、縦の関係とか部署間の関係とかもあり、皆で合意を得ながらやっていくというのがあります。

 

外資系企業の場合、マーケティング戦略立案までプロサラのジョブだったので自分で作っていました。しかしながら、日系企業の場合は上述の通り、協業して皆で決めていくので一人で戦略立案するという事はありませんでした。

 

複数の部署の人を集めて会議をして合意を取りつつ進めていく、というスタイルです。したがってここで役立ったのは調査同様、戦略立案についてもフレームワーク思考および過去に外資系企業での経験から、議論をファシリテートして方向性を作ってあげることで貢献できました。

 

どこに向かえばいいのかわかっているのでそこに議論をリードしてあげればいいのです。

 

必要な事

役立った事がある一方で苦労した事もあります。今は変わりつつあるかもしれませんが、伝統的な日本の製造業の場合、年功序列であったあり終身雇用の価値観はいまだに残っています。

 

プロサラも「これがそうなのか!」と実際に働いてみて感じました。難しさを感じたのは議論を進めて行く時です。「正しい事を言う」「組織にとって良い方向になる」「パフォーマンスが上がる」を自分の意見として言うことが外資系企業では求められましたし、そうしてきました。そうしないと会議では貢献していないと見なされました。

 

ところが日系企業の場合だと、正しい事はもちろん言う必要があるのですが、その前提として人間関係を作っておくことがもっと重要です。前提としての人間関係がないと自分の意見を受け入れてくれないのです。

 

したがってまず必要な事は仕事を一緒にするメンバーとコミュニケーションを取ることなのです。ご飯を一緒に食べに行き、仕事以外の事についても話して自分という人間を知ってもらう。

 

こういう活動が必要なんだと思い知りました。背景には成果主義・合理主義の外資系企業と合議制・協調主義の日本企業という違いがあるのを感じました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

具体的なプロジェクトについては書けませんが、新興国へ事業展開する際に役立ったのはフレームワーク思考でした。何度も繰り返しMBAコースでトレーニングされているので確実に貢献できます。

 

一方で必要な事、キャッチアップしないといけないことは関係性の構築でした。日系企業の場合は、外資系企業以上に人間関係が重要だと感じました。

 

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