MBA投資とリターンについて

MBA留学

どうもプロサラです。

 

MBA留学を決意してから、留学準備→留学→帰国→転職→現在、に至りますが、いったいいくらお金を投資して、リターンはどうなのか?プロサラの経験から実際にかかった金額と帰国後のサラリーから費用対効果があったのかどうか検証してみます。また、金銭以外にも多くのリターンを得ることができたのでこれについても説明します。

留学までにかかった費用

 

留学までにかかった費用として項目を挙げると以下になります。

 

  • 留学エージェントによるサポート:20万円
  • 英語学校によるクラス受講費:10万円
  • IELTS受験費用:10万円
  • IELTS教材や留学に関する書籍:3万円
  • 渡航費:25万円(往復)
  • 生活費:120万円(月額8万円×15ヶ月)
  • プレMBAコース授業料:20万円
  • 授業料:210万円(£22,000から奨学金£3,500と早期出願割引£1,500を差し引き、£17,000=210万円(1£=125円、当時の為替レート)
  • その他(教科書代や旅行費など):10万円

 

合計で、約430万円でした。この金額は調べられたらわかるかと思いますが、一般的にかかる費用に比べると格段に安いことがわかります。アメリカの大学では軽く1,000万円は超えます。そこを400万円代まで抑えることができました。

得られた金銭的リターン

 

で、リターンは??

 

でも、安かろう悪かろうで、卒業後に十分なリターンが得られなければ意味ないのでは?と思う方も多くいらっしゃるかと思います。そこでプロサラ自身の帰国前と帰国後のサラリーを比べてみたいと思います。次の表を使って説明します。

 

年齢 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
MBA留学した場合の年収 0 200 880 950 1100 1000 950 960 970 980 1000
辞めずに勤務続けた場合の年収 600 650 680 700 730 750 800 810 820 830 850
差額 -600 -450 200 250 370 250 150 150 150 150 150
累計 -600 -1050 -850 -600 -230 20 170 320 470 620 770

 

 

卒業前のプロサラの前職年収は約600万円でした(29歳)。ただし、これはブラック企業の長時間勤務に耐えた上でもらえる成果報酬を含めた金額です。普通に働いていたら年収450万円程度だったでしょう。

 

そのまま会社を辞めずに残って勤務続けた場合と留学した場合を比較しました。そのまま残った場合の年収は当時同じ会社にいた同期に聞いた数字です。40歳で約850万円の年収です。これは順調に役職が上がった場合を想定しています。

 

一方で現在、プロサラは36歳ですので36歳までの数字は実績値になります(MBA留学した場合の年収)。累計の項目は留学した場合としなかった場合の差額の累計です。31歳の11月までプロサラは学生で無職でしたので、当然差額はマイナスになります(30歳、31歳)。

 

ところが、31歳の10月に帰国して新しい会社へ転職してからの推移をみていくと34歳で年収1,100万円まで伸びました。この時は某大手外資系メーカーでプロダクトマネージャー職に就いておりました。その後、36歳で日系の某大手メーカーの経営企画職として転職しますので少し年収ダウンしました。

※ただし、退職金の積立てや住宅家賃補助などの福利厚生を含めると、実際はあまり変わらないです。

 

36歳以降の年収の推移は2%成長すると仮定しています。そうすると35歳の時点で累計値が黒字化していることがわかります。そして、40歳の時点では黒字額は770万円になっています。留学にかかった費用430万円を引いても340万円の黒字になります。

 

したがってプロサラのケースですと、MBA留学したことで報酬はアップ分から留学にかかった費用と留学の間に稼いでいたであろうサラリーの機会損失分を含めて差し引くと、38歳の時点で金銭的に元をとれたことになります。

 

さらに今計算したのは金銭的リターンですが、金銭以外のリターンも得ています。

 

金銭以外のリターン

金銭以外のリターンは以下にあげられます。

英語力アップ

当たり前ですが、留学するために相当な英語の勉強をしましたので英語力がアップしました。

 

これにより現在は海外とのやり取りや海外出張なども多くこなすようになりました。また、英語が話せる人とコミュニケーションができるようになりました。日本在住の外国人との交流もできるようになりました。

 

(参考)留学決意から実際に渡英するまでの流れとIELTS・TOEICスコア

MBA留学決意からの流れと劇的向上した英語-IELTS・TOEICスコア推移-
留学を決意してから実際に留学を実現するまで、時間軸に沿って振り返ってみます。2011年5月に本格的に留学を決意して、2012年6月に渡英していますので準備期間は約1年。TOEICスコア400点未満からのスタートでしたのでギリギリといえばギリギリでした。振り返ると準備期間は2年くらいあった方が無難でした。

 

留学を通じた世界の友人ネットワーク

クラスメイトとは非常に仲良くなりました。国籍は、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、カザフスタン、スーダン、オマーン、ナイジェリア、ガーナ、インド、シンガポール、台湾、中国、韓国、などです。

 

卒業後も彼らの国に行ったり、彼らが来たりと交流は絶えません。彼らも遠い日本から来た貴重な友人と見てくれているので一生の付き合いになりそうです。

 

(参考)MBAクラスメイト

中堅MBAのクラスメイトとネットワーク
投資業務を行っている元エンジニアや公務員出身の大手企業幹部、スタートアップを立ち上げた元エンジニア、コンサルティングファームで働く中国人など様々です。中堅MBAといってもバックグラウンドは様々で彼らのネットワークはMBA後も重要です。
海外MBAのクラス人数と国籍
どこMBAコースに行こうか迷われていらっしゃる方、多いと思います。コース選定の一つの要素となるクラスメイトの国籍の多様性と人数についても悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。コースの国籍と人数は重要!!国籍は自分の将来のキャリアと関連付ける事、クラス人数は少人数の方がベターです。

 

卒業生ネットワーク

また、大学には卒業生のネットワークも存在します。LinkedInでも繋がったりするのですが、顔を知らなくても同じ大学のMBAコース出身者という事で情報交換したりします。この場合はビジネスでの利用がほとんどです。

 

例えば、ドイツの医療市場がどうなっているのか知りたい場合、ヘルスケア関連の職に就いているドイツ在住の卒業生を探すことで情報を入手することができます。

マーケティング職へのキャリアアップ

帰国後、プロサラは外資系メーカーのプロダクトマネージャー職へキャリアチェンジしました。会社からはMBAホルダーで、英語ができ、ビジネス経験が5年以上ある人材、を求めており、プロサラの経歴がマッチしたため入社できました。そもそもMBAホルダーでなければ入社できませんでした。

 

(参考)プロダクトマネージャーの仕事シリーズ

ポストMBA転職 プロダクトマネージャーの仕事part1 プロダクトマネージャーとは
プロダクトマネージャーの仕事について簡単に紹介しました。次回以降はそれぞれの詳細な仕事についてプロサラの体験をベースに書いていきたいと思います。次回は市場調査および顧客セグメンテーションについて説明します。

経営企画職(戦略的提携、M&Aなどの職種)へのキャリアアップ

外資系企業で経験を積み、マーケティング職から日系メーカーの経営企画・事業企画系の職種へキャリアチェンジしました。これまでの外資系日本法人での経験(プロジェクトマネジメント経験)とMBA留学経験を評価してもらい入社しました。

 

よりビジネスの上流の立場で日本からグローバルビジネスを考えるポジションです。これも、MBA卒業後の外資系企業のキャリアがなければ実現できませんでした。

まとめ

以上のように、金銭的なリターンはもちろん、金銭以外のリターンも計り知れません。まさに人生が変わるのがMBA留学なのです。プロサラの場合、コストを最小限に抑えて、最大限のリターンを得る、というのを目的にしてやってきました。

 

外資系投資銀行や戦略コンサルティングファームへ行かなくても十分に元は取れます。留学を少しでも考えているならば、絶対にした方が得です。その実感は帰国後にすごく感じることになります。

 

(参考)TOP MBAでないと意味はないのか?

TOP MBAでないと意味はないのか?
MBA留学を検討されている方、タイトルのようにどこのMBAに行けばいいのか悩みますよね。TOP MBAとなるとGMATとTOEFLの勉強で相当な時間が取られます。そこまで時間と費用をかけてMBA取る必要あるの?TOP MBAでないと意味ないの?前者の質問についてはNO、後者の質問についても答えはNOです。

 

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