どうもプロサラです。
MBA取得することでキャリアップできる、というのは幻想にすぎません。MBAを取ったからと言ってキャリアアップできる保障などどこにもないのです。キャリア戦略が重要なのであってMBAはツールにしかならないのです。失敗事例も紹介しながら説明します。
キャリアアップするには色々な条件が必要
MBAを取得してキャリアップするにはそのための条件が必要になります。それは例えば、年齢であったりそれまでの経験であったり、手持ちのスキルや資格であったりです。年齢が高年齢になると企業はポテンシャルでは雇ってくれません。
即戦力が求められるのでキャリアアップのためにはそれまでの経験が重要になります。逆に言うと年齢が低くて経験がなかったとしてもポテンシャルを買われてキャリチェンチ+キャリアアップが同時に実現できる転職もあります。
この点を考えていないと例えMBAを取得したとしてもキャリアアップできるとは限りません。何も考えずに海外留学してまでMBA取得できたとしても場合によってはキャリアダウンしてしまう可能性もあります。
キャリア戦略が必要
上記の条件もそうですが、その他にも労働マーケットや景気などにも目を見張っておく必要があります。いくら条件を満たしていたとしてみ景気が悪いとそもそも企業が採用を控える可能性もあります。
キャリアアップするためにはこれら外部環境や自分の状況すなわち内部環境を理解した上で戦略を立てる必要があります。戦略的な転職プランが求められるのです。
具体的な転職プランの立て方についてはシリーズ化していますのでそちらをご覧頂ければ幸いです。
(参考)戦略的転職プランシリーズ
「プロサラいすと」ブログからこちらのページへお越し頂きありがとうございます。本Noteはプロサラが20代にブラッ…
戦略なしでMBAを取ると
上記の戦略なくMBAを取るとどうなるでしょうか?
何も起こらずに単にお金だけ払ってMBAホルダーになった、というケースもあります。プロサラの先輩は34歳から国内大手の学校が提供するMBA講座をパートタイムで受けていました。職種は営業職です。スキルや資格は営業以外にありません。36歳でMBAを取得しました。その結果どうなったか?何も変わらずに今の仕事を続けています。
(参考)残念なMBAホルダー
どうもプロサラです。 ブラック企業時代の先輩が国内大手の某学校にてMBAを取ったそうです。ブラック企業を辞めてから10年近く会っていませんが、この先輩、はっきりいって残念な人です。当時も今も変わりありませんでした。[…]
また、海外MBAでもないので英語はできません。さらに年齢と職種を考えると大幅なキャリアチェンジはもちろんのこと、キャリアアップすら望めない状況です。
さらに悪い事に今いる職業がコントラクトMR(医薬情報担当)のため、MR自体の数も少なくなっているという非常に厳しい状況です。このようにMBAを取得したからといってキャリアアップが約束されている訳ではないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
MBAを取得することでキャリアアップできるというのは幻想です。転職マーケットや産業・景気動向から自分の持っているスキルや経験を掛け合わせた上で転職のための戦略をMBAに行く前に練っておく必要があります。それがなければ単にMBAホルダーになっただけで何の価値も生み出さないことになりかねません。
(参考)転職マーケットで評価される人になるには
どうもプロサラです。 例え非常識な転職であったとしても時勢を読めば可能であることは以前の記事に記載したとおりです。重要なのは、現在の人材マーケットを把握した上、今後5年後に必要となる人材は何なのか、常にアンテナを貼っておくことなのです。そ[…]
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