MBA留学した場合としなかった場合の現在価値を比較してみる

どうもプロサラです。

あるプロジェクトを行う際にDCFという方法を用いて現在価値からそのプロジェクトを行うかどうか評価する方法があります。ここではこの手法を用いてプロサラが留学した場合と留学しなかった場合の現在価値を比較してみます。

DCF法とは

Discount Cash flowの略をいいます。要するに将来的に生み出されるキャッシュが現時点でどれくらいの価値があるのかを評価する方法を言います。

引用

この評価方法の本質は、ある収益資産を持ち続けたとき、それが生み出すキャッシュ・フローの割引現在価値をもって、その理論価格とすることにある。たとえば、株式ならば企業の将来キャッシュ・フローを一定の割引率を適用して割り引いた割引現在価値をもって理論株価とする。評価方法の種類別では、インカムアプローチと呼ばれる方法に区分される。

ここではMBA留学した場合としなかった場合の年収、すなわち生み出されるキャッシュフロー(実際には税金や社会保障費が含まれるのでキャッシュではありませんがここでは無視します)を比較することでMBA留学した方がよかったのか、それともよくなかったのかを評価します。

留学しなかった場合とした場合のCF変化

以前に書いたブログ記事より留学しなかった場合の年収推移は以下の通りです。

年齢 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
MBA留学した場合の年収 0 200 880 950 1100 1000 950 960 970 980 1000
勤務続けた場合の年収 600 650 680 700 730 750 800 810 820 830 850

(参考)MBA投資とリターンについて

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5年後と10年後のNPV(Net Present Value: 現在価値)を計算してみます。算出のための式はここでは省略し、エクセル上で計算した値を出してみると以下の通りです。

5年 NPV (留学した場合) ¥2,158万円

5年 NPV (留学しなかった場合) ¥2,525万円

10年 NPV (留学した場合) ¥4,514万円

10年 NPV (留学しなかった場合) ¥4,404万円

これを見ると5年ではプロジェクトをしない方が価値が高くなりますが、10年後には逆転していることがわかります。もっと長い目でみるとMBA留学した方が幅広いキャリア展開を望めるので価値がより上向く可能性が高まります。

また、留学したことにより海外ネットワークの構築や英語力向上など、留学しない場合に比べて無形資産が増加します。これらを考慮すると留学する、すなわちプロジェクトを進めたほうがよいという判断が下せるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

DCFの考え方を使ってプロサラのケースでMBA留学というプロジェクトを行ったほうがよいのか否かという点について定量的に評価してみました。10年後には金銭的な価値が留学しない場合よりも高くなることがわかりました。さらには英語力や海外ネットワークなどの無形資産が増えることから留学した方が良いことがわかりました。