成果主義の外資系企業 お茶くみ編

外資系転職

どうもプロサラです。

 

外資系企業に勤務していた頃、カルチャーショックを受けた事が色々とありました。今回は「お茶くみ」について書いてみたいと思います。背景には外資系らしい「成果主義」が表れています。

 

顧客との打合せの際にお茶くみをしだした上司

プロサラが外資系企業で勤務していた頃の話しです。あるプロダクトについて、外部の業者と共同で開発を進めていた案件がありました。業者はプロサラのいた会社よりは規模も小さく、言ってみれば下請けに当たるような企業でした。

 

付き合いは比較的長く、これまでも共同で日本市場向けに製品開発を一緒に行ってきました。ある日、プロサラの会社にて打合せをすることになりました。

 

この日は製品プロジェクトの進捗に関して重要な話し合いがもたれるということで、上司も同席しての打合せでした。先方も偉い人が来ていたのを覚えています。

 

そこでプロサラが先方分と自分たちのお茶をくもうと思ったら、「いいよ、僕がやるから進めておいて」とお茶をくみに行ってしまいました。日系企業で5年近く働いていたプロサラにとってはショックでした。

 

以前の会社であるならば下っ端がお茶をくむのが当たり前だったからです。

 

部下に任せようとする上司

 

プロジェクトはプロサラが主導して進めていたので、プロサラの方が内容をよく把握していました。もちろん上司にも報告は定期的に行っています。なので、上司としてはプロサラに任せて打合せを早く進めてほしかったんだな、と今になって思うのです。

 

上司の心理としてはお茶くらい自分でやるからプロサラにこの場を任せたほうが生産的だ、と判断したのでしょう。また、プロサラにお茶をくませて本人のやる気をそがすくらいなら自分がやった方がいい、という判断もあったと思います。

 

打合せは全てプロサラが進めました。重要な話し合いでしたので、先方は普段話している担当者ではなく、部長クラスが話していました。上司は先方から「参加してほしい」とリクエストがあったので同席しただけでした。

 

ミーティングが終わった後、上司から「なんで先方はあんなに人が来ているんだ。てか僕いなくてよかったよね」と言われました。1時間を上司は他の時間に費やすことができたので確かにそうだなと思いました。

 

先方は担当者、その上司の課長、営業部とマーケティング部の部長の4名でした。先方は4人×1時間で4時間・人、対してプロサラ側は2人×1時間で2時間・人です。上司がいなければ1時間・人で会議の生産性は先方の4倍になります。

 

さらに先方は1時間ほどかけて会社まで来ていたので往復分を考えると3時間×4人で12時間・人です。プロサラ一人で対応したら先方の12倍の生産性です。

 

日系企業でこういう考え方をしている企業は最近では増えてきているかと思いますがマジョリティではないはずです。

 

常に生産性を考える風土

 

外資系企業では結果が全てです。プロサラの場合は自分が進めているプロジェクトを早く進めてその製品を市場に出して売上を上げることです。

 

また製品の製造コストを下げることです。製品の収益性を最大化することがミッションでした。当たり前ですが、このプロジェクトは上司よりもプロサラの方が詳しいのです。上司にとっては自分のチームが結果を出すことが評価の対象になります。

 

部下はプロサラの他にも数人いますので部下がいかに生産性高くアウトプットできるかを考えるのが上司としての立場なのです。今回の場面ですと、上司がお茶をくんだ方が打合せが早く進むのがわかっていたからです。

 

日本企業の場合は逆でしょう。今回のようなケースだと、自分が部下の分も把握しておきたいので打合せ前に部下から進捗確認を十分に行ってから臨んでいたことでしょう。

 

そして部下ではなく自分で相手の一番エライ人に向けて説明していたのではないでしょうか。もちろんお茶は部下がくみに行く。生産性という観点で見る外資系企業とは対照的に低いといわざるをえません。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回はほんの一例です。お茶くみを上司がするケースもあれば、部下の成果を盛大に祝ってくれる上司もいます。そうすることで部下の頑張りや成果を認めてあげ、部下のモチベーションを上げさせ、自分のチームのパフォーマンスを上げるのです。

 

上司のミッションはチームのアウトプットを最大化することなのです。今は再び大手の日系企業にいるプロサラですが、部下に対する考え方の違いに再び驚かされています。個人、ひいては組織のパフォーマンスを最大化する、という観点では完全に外資系企業に軍配が上がります。

 

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