どうもプロサラです。
海外出張シリーズ第二弾です。米国外資系メーカーで働いていた時、本社で2週間ほど働く機会を得ました。その際の経験を書きます。日本と米国企業の勤務体系の違いなどを理解して頂けます。
米国はミネソタへの出張
プロサラが外資系メーカーで働いていた時のことです。レポート先がグローバルでしたので当時の上司はイギリス人でした。その上司と会って、日本の状況をアップデートするとともにグローバルのミッションを確認しに行く事が目的でした。
同時にこれからローンチされる新製品のロードマップの確認や企業戦略についての確認を行う事、各種製品のグローバルプロダクトマネージャーと日本市場について打合せをすることも目的でした。
とにかく寒い!でも早朝出社の人もいる
出張した時期が12月であったため、厳しい寒さでした。朝の気温はマイナス23℃、昼間も0℃までしか気温が上がりません。外に出ると皮膚が痛かったのを覚えています。
そんな中、毎朝、8時30分に近くのホテルから送迎バスに乗って出社していました。出社時間は9時でしたが、周りを見ると既に仕事を始めている人がいます。会議室では既に会議が始まっているところもありました。
周りの同僚に聞いたところ、6時には出社して仕事を開始している人もいるとのことです。フレックスでコアタイムに会議などを終わらせて15時には家に帰っているとのことでした。にしてもマイナス23℃の中、出社するってすごいなと。
1人1人に個室が与えられている
何より本社に訪れて驚いた事は個人に個室が与えられている事でした。執務スペースが個室なのでとても静かな環境で仕事ができます。出入りは自由で集中したいときは入り口に「取り込み中」と札を出しておけば邪魔される事もありません。
打合せは会議室でやります。また、米国外とのコミュニケーションは電話会議なので個室から電話をかけてPC画面を共有して会議を行います。
本社への憤りも覚えた出張
一方で本社が現場の事をわかっていないな、と痛感したのもこの出張でした。営業の前線では営業が顧客と激しい商談を繰り返している中、本社はなんともまったりしたものです。
そして詰められるのは数字がどうなっているのか、何をやっているのかを一方的に指示されます。この出張の時もそうでした。現場の事をわかってほしいので、いついつに必ず日本に来て顧客ビジットしてくれ、と約束を取り付けるのも一つの仕事でした。
そうしてエンジニアなり、マーケティングなりを日本に来させて顧客の声を聞かせる。この温度差を解消するためにはこれが有効な手段でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
米国出張した時の体験を書きました。米国は土地が広いので本社も広い。一人当たりのスペースも広く、個室が与えられています。一方で日本から来たプロサラには容赦ない詰めが行われます。日本の数字はどうなっているんだ、どうやって数字を上げていくのか。一回現場を見に来い!と約束を取り付けるのでした。本社とローカルの間の高い壁を感じた出張でした。
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シリーズ1回目もどうぞ。
どうもプロサラです。 MBA前は全くの純ドメであったプロサラが、MBA後には数カ国へ海外出張して現地の同僚や顧客と商談や会議をするまでに至りました。これまでの海外出張についてシリーズで振り返ります。まずは香港への出張です。 日本より先にア[…]