どうもプロサラです。
今回はチェコはプラハでのアドバリザリーボードミーティングへの出席です。世界各国から主要な顧客を集めて、次世代製品へのヒアリング、プロトタイプのフィードバックを得るために訪問しました。
また、現地の工場へのサイトビジットも行い、製品がどのようにして作られているのか見学も行いました。
外資系企業での会議の目的は「結論を出すこと」です。事前に会議の目的とゴールを明確に設定します。ゴールを達成するために会議では何をどうディスカッションしたらいいのかを頭に入れておきます。
そして、いざ会議が始まるとゴール達成のために、ディスカッションが繰り広げられます。ファシリテーターは議論をゴール達成に向けた流れに誘導していきます。議論は活発に行われます。なぜなら発言しない人は貢献していないとみなされるからです。以下ではプロサラが実際に体験した顧客を交えてのグローバル会議の様子について書きましたので参考にしてみて下さい。
会議外資系企業におけるグローバル会議の目的
米系企業がなぜプラハでミーティングを行うのか、それはその製品がチェコで作られている事、ヨーロッパに主要な顧客がいる事からプラハで行われました。目的は次世代製品のプロジェクトにおいて、プロトタイプ品の製品評価と、次世代製品のコンセプトや構想についてのフィードバックを貰うためのものです。
アメリカはもちろん、フランス、スペイン、イギリス、オーストラリア、そして日本から顧客が招かれました。プロサラは日本からその顧客とともに日本のマーケット担当としてのフィードバック(=日本市場の要求)するために参加しました。
ディスカッションで進められる外資流グローバル会議
日本で顧客を集めて同様の会議を行った場合、前もってアジェンダをしっかり決めておいて、その順番通りに、時間も厳格に進められていきます。したがって準備を周到に行います。
また、顧客を呼ぶということであれば顧客対応もしっかりします。ところが今回の会議で驚いたのは、会議進行は結構適当で、参加した顧客や社員のディスカッションによってアジェンダが変わっていた事です。
また、ディスカッションも顧客の声に対して、社員も同等にディスカッションします。顧客に謙る必要はありません。
あくまで対等な立場でディスカッションするのです。MBAのコースのときも感じた事ですが、この場で意見をしてディスカッションの流れを作る事の出来る人がその場のリーダーであり、貢献者として称えられたのでした。日本の会議とは明らかに異なる部分を感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プラハでの出張会議では、日本の会議とは全く異なる進め方だなと感じました。参加者の意見で会議の方向が変わっていく、結果として新しいアイデアや知見が得られれば最初に想定したアジェンダはどうでもいい。
また、意見した人、議論の流れを作った人が貢献者として認められる。最終的に会社から賞をもらっていたのは場を作っていた顧客でした。プラハへの出張を通じて日本と海外の違いについて学ぶ事ができました。
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